世界中から英語を学びにやって来る生徒たちの対応や、アクティビティを企画して一緒にゲームをしたり、観光に出かけたり。また、スクールの運営業務、プロモーション業務や、アメリカ人講師への対応に加え、翻訳・通訳の業務経験もあります。
それは、お金を払えば生活ができてしまうからなんです。
家を借りる時や銀行口座を作る時、電気やガスなど、最初の導入さえ誰かに助けて貰えれば、あとは英語を話さなくても生活は出来てしまうんです。
スーパーでも薬局でも、レジでお金を払うだけです。
また、現地にいても日本人としか話さない、活動は日本人コミュニティのみになってしまうと、英語を話す必要もありません。
「いやいや、でも英語の環境にいればやっぱり話せるようになるでしょ?」と思われるかもしれません。
私の上司だったアメリカ人女性、彼女はブラジルにいた時にご主人と知り合い結婚して、ご主人のお子さんと共にアメリカに帰ってきました。
お子さんたちは10代でしたのでアメリカの学校に通いましたが、英語が話せませんでした。
もちろん学校で英語を勉強しますし、先生もクラスメートもみな英語で話しますので、言われたことは理解出来るようになりました。
しかし、シャイな性格で自分から話そうとしなかったために、話せなかったのです。
「話さなければ話せるようにはならない」
「話せる」ようになるには「話す」ことが大事なのです。
間違っても良いから、文法がめちゃくちゃでも良いから、とにかく声を出して話すことが話せるようになる秘訣です。
最近は日本に住む外国人も増えました。彼らがカタコトで話す日本語を聞いて不愉快に思うでしょうか?むしろ「頑張って日本語を話そうとしている」と微笑ましくなりませんか?
英語も同じです。一生懸命英語を話そうとしている人を、けなす人もバカにする人もいません。完璧ではなくても、文法が間違っていても「伝えようとすること」「コミュニケーションを取ること」が大事なのです。
とは言っても「そもそもカタコトの英語すらも話せない」という方も多いですよね。
また、英語を習おうとした時に、ネイティブから習おうとする人も多いです。
でもよく考えてみてください。そもそも、外国人の言っていることが分からなかったり、質問が出来なければ、何の学びにもなりませんし、スキルが身に付くことも向上することもありません。
実際にネイティブ・スピーカーと話すことで英会話スキルが向上するのは、基礎を身に付けた中級者や上級者の方たちなんですね。
初心者の方は、まず英語の基礎をしっかりと身に付けることが先決です。英語の知識が無い状態で基礎を身に付けるためには、母国語を通して理解するしかありません。
また、私たちが外国人に日本語を教えられないように、ネイティブ・スピーカーであれば誰でも英語を教えられるということではないんですね。
グローバル化が進む現代、また将来においても、世界共通語である英語は必須のスキルです。また、いくらAIが発達しようとも、人間にしか出来ないのが「コミュニケーション」です。
英語で世界中の人とコミュニケーションを取ることができれば、学習の幅も、仕事の幅も、趣味の幅も、友達の幅も、そして生活の場さえも世界中に広げることができます。
実際外国人と話す時にスムーズに英語でコミュニケーションが取れるよう、基礎からしっかりお伝えしています。